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図書館通いを始めてみた。そこで出会ったのは街場の読書論。

本との出会いは図書館で

はい、いそっぷです。

唐突ですが、図書館通いを始めてみました。

毎日アウトプットしたくても、自分自身のインプット不足が否めなかったからです。

図書館はアイデアの宝庫

図書館という世界は面白いものですね。カテゴリーごとに何十冊と並んでいる。

タイトルを眺めるだけで、文芸界の多様性に気づかされる。

「どの本を読もうか」

と考えたとき、読書論というカテゴリー棚を見つけた。

街場の読書論

目に飛び込んできたのは街場の読書論

最初は読書論とはどういうものかわからなかったので、試しにその世界を覗いてみようと思った。

サッと取って開いてパラパラとページをめくっていた。その時に目に入り込んできたのです。

 死のうと思っていた。ことしの正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の布地は麻であった。鼠色のこまかい縞目が織りこめられていた。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。

 ノラもまた考えた。廊下へ出てうしろの扉をばたんとしめたときに考えた。帰ろうかしら。

太宰治「晩年」

一瞬で引き込まれた。太宰治は一般人並に知っていたつもりであったけれど、ここまで引き込まれる文章に出会ったのは初めてかもしれない。

疾走する文体について

そのページの章タイトルを探した。「疾走する文体について」

ドライブする文体と、そうでない文体がある。すぐれた作家は一行目から「ぐい」と読者の襟首をつかんで、一気に物語内世界に拉致し去る「力業」を使う。

街場の読書論

本当に優れた作家、太宰治の文章にすごい吸引力で引き込まれました。

これがただの読書論を語るだけの本だったら読むこともなかったでしょう。たまたま文中で引用されていたから引き込まれたんです。

「一気に読ませるもの」では、一行目でいきなり書き手がもう耳元にいる。え、いつのまに……というくらいみごとに「間合いを切って」いる。つまり「一行目から話が始まる」のではなく、「もう話は始まっているのだが、それはたまたま私にとっては『一行目』だった」ということである。

街場の読書論

僕も文章で読者を引き込んでみたい。

ブログはどうしても始め方がパターン化されていて、一気に引き込むのは難しいですね。

たまには始め方を変えてみるのも良いのかもしれないですね。

僕の場合「はい、いそっぷです」で始めています。
名前を覚えてもらう意図あってのことですけど。
ブログ記事の一行目を真剣に考えて、読者を一気に引き寄せるのも良さそうなアイデアですね。

いつかやってみたい。

物語の中に読者を拉致する

「ぐい」と物語世界の中に拉致し去るような力というのは、要するに書き手の構築しているストーリーの世界の「堅牢さ」なのだと思う。堅牢で、精緻に作り上げられ、そこにずいぶん長く人が住んでいる構築物に固有の堅牢さである。

 そういう建物にはいくらでも入り口がある。(中略)読み手がどこにいようと、世界が堅牢であれば、私たちはたちまち物語の中に入り込むことができる。

街場の読書論

ブログにも共通して言えることがありますね。

ブログもどれだけのストーリーを積み上げてきたか、歴史を感じさせるほどの記事数。そして正確さ。

そういったものを積み上げて信頼あるサイトに仕上げるのが大切。どの記事を読んでも役に立つ情報が載っている状態を保つことがブログの堅牢さと言えるでしょう。

つくりもの感

「ここから以外には入れません。順路通りに進んでください」というような指示がされると、微妙に「つくりもの」くさく感じる。ベニヤ板にペンキを塗ったものを並べたものを見せられているのではないかというような気がしてくる。

街場の読書論

ブログがまさに「ここから以外には入れません」という状態ですね。仕方ないといえばそれで終わってしまいますが。

ブログで「つくりもの」感をなくそうと考えると、記事毎に努力して、読者にとって魅力的に見えるよう仕上げていくしかありませんね。

魅力的な記事が一つ、また一つと積み上がっていけばいくほど、つくりもの感をなくせるのかもしれない。

今後のブログ界では個性的なブログが生き残っていくでしょう。無個性的なブログはAIに負けてしまいます。

まぁAIにも個性を持たせることができるんですが(笑)

個性的なAIにも負けない、読者を瞬時に引き込める文章を書けるようになれば生き残れそうな気もしなくもない。

終わり

書評というのは難しいものですね。

僕にはまだ向いていない気がします。とはいえ挑戦しなければ改善もしない。努力していきたいところです。

当分図書館通いは続けられそうです。
年末なのであと数日で図書館は休館になるんですが。
この習慣が僕の成長に繋がり、そして読者の皆様にも有益な情報を提供できれば本当にありがたいことです。

この記事が皆様のお役に立てることができれば幸いです。
それでは今回はこれにてSee you soon.

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