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本当に心が強い人とは、他人に甘えられる人だ

図書館通いで出会った鬱の本

2019/12/31更新

うつ病の簡易自己チェック

  • 憂鬱な気分が続いている
  • 何をやっても楽しくない
  • 疲れやすい
  • 気力がない
  • 熟睡できない
  • イライラが続く
  • 自分を責める気持ちになる
  • 自分は価値のない人間だと思う

こうした症状があれば、うつ病の可能性がある。
その状態が二週間以上続いている場合、うつ病、あるいはうつ状態である可能性が高い。

引用元:「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

はい、アスペルガーのいそっぷです。

今回の図書館通いでは、「うつ」だと感じたら他人に甘えなさいという本に目を惹かれたので、鬱について書いていきたいと思います。

うつ病の患者数

日本には今、うつ病などの気分障害の患者数が約100万人いる。(中略)WHOの統計では人口の5%がうつ病と考えられているので。その数は600万人ということになる。

「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

社会が変わらない限り、うつ病患者の数は減らないでしょうね。
とはいえ社会が変わったとしても、その社会で生き抜く術がわからない人はまたうつ病患者として生まれるでしょう。

唐突ですが、昆虫の蟻は全体の数%が仕事をさぼるそうです。
サボる蟻を取り除いてもやはり数%は仕事をサボります。

統計的に見たときの割合というのは、条件(社会)が変わったとしても微々たる影響しか与えないのかもしれません。

「心が強い」とはどういうことか

一般的には「心が強い人」というと、この半沢直樹のような、理不尽な目に遭おうが、他人に陥れられようが逆境に屈することなく、ストレスを撥ね返して突き進むタイプだと思われがちである。

「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

半沢直樹、倍返しだという言葉流行りましたね。
どんな逆境に落とされても、それに立ち向かう精神は強く見えました。

心の弱い人間から見た時、とても頼もしく、また清々しい番組でした。
そして強いメンタルだなと素直に思っていました。

こうなれたら良いなと思わせてくれました。
当時の僕は会社員だったと思います。
会社でのストレス発散に半沢直樹はとても合っていました(笑)

また鬱とは遠そうな人物とも思えました。

しかし本当のところ、それは違う。本来の「心が強い人」とは、「ストレス下でも心の病に陥りにくい人」であり、「仮に陥ったとしても重症にならずに済み、快復力のある人」のはずである。

「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

今回の本では、違った見かたをしています。
心の病に陥りにくい人と快復力のある人を「心が強い人」と謳っています。

確かに心の病になりにくい人は「心が強い人」ですね。

僕は2年以上精神科に通っていますが、治る気配はありません。基本的に薬の量は増えるか維持のどっちかです。

快復力のない僕は「心が弱い人」ということになりますね。
その通りですが(笑)

甘え方を知らない人がうつ病になる

見た目にはそれほど強くなさそうでも、困ったときには助けてくれる友人や家族がいる人のほうが、いざとなれば周囲から助けてもらえるということを知っており、ずっと生き延びていける。

「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

ここから甘え方という話題に入ってきます。

メンタルがひ弱な人であっても、相談できる相手がそばにいれば、心の病に蝕まれることはない。

僕が鬱になった時期、相談できる相手は一人もいませんでした
困っている時に相談できる友達なんていませんでした。
これまでの人生を振り返っても、友達はいるけれど相談はできないというのが多かったと思います。

頼れる人がいれば、鬱に陥ることはなかったのかもしれません。
ですが、後悔はありません
陥っていなければこのブログをやることもなかったでしょうし。
今の同僚達との出会いもなかったでしょうから。

しかし、今後外の社会で生き抜こうと思うならば、甘えられる相手がいなければ、立つことすらできないかもしれない。

「自分は心が弱い」と認識している人は、甘え方を全力で覚えなくてはいけませんね。
人生は浮き沈みあるものです。
その変化に耐えるのに一人である必要はありません。

一人で立ち向かえる人は特殊なんです。
普通の人、心の弱い人は相談できる人を持つべきなんです。

僕の場合、カウンセラーに頼ってみたことがありました。
しかし役に立ちませんでした。
カウンセラーに喜ばれるような人格を用意してしまうからです。弱い生身の自分をさらけ出すことが出来ませんでした。

だからこそ私は、「打たれ強い人」や「心が強い人」とは、「打たれたときに誰かに頼れる人」「修羅場でも生き延びる方法を知っている人」なのだと主張したいのだ。

「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

打たれた時に頼る相手は、近くにいて物理的に接触できる相手が望ましいでしょう。
ツイッターなどで本音を出して、他者と交流しても苦しさはあまり緩和されません。

寄り添ってくれる存在が現実世界にいることが大切なんだと思います。

うつ病に対する正しい知識を

現在、うつ病は「心の病気」ではなく「脳の病気」だという考え方が主流になっている。(中略)脳の神経細胞にダメージが及んでいる状態だとする説が有力となってきた。

したがって、うつ病は(中略)医学的な治療が必要な疾患なのである。

「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

うつ病は脳の病気。
だから治療が必要。
治る(寛解する)病気なんです。
ただ、甘えられる環境を用意しないと寛解しても、また再発する恐れが高いということです。

ちなみに発達障害は脳機能のかたよりが原因なので治りません。僕は発達障害者で二次障害として躁うつ病になっています。

自閉症スペクトラムの人間に、甘えられる環境を作ることができるのか不安です。恐らくできない。
自分の殻に閉じこもってしまいます。

自閉症スペクトラムの人間には、外からのサポートが必要でしょうね。
自分の生身をさらけ出すのは、相当な勇気ときっかけがいります。
30年近く生きてきて、自分の弱さをさらけ出せたことなんて一度もありません。

周りのサポートや甘えられる環境なしに、自閉症スペクトラムの人間が活躍する機会は訪れない気がします。

外の社会で活躍できているアスペルガー症候群の方などは、そういった甘えられる環境に恵まれているのでしょう。

「知らないと損をする」社会

うつ病治療は通常、薬の自己負担分だけで、毎月一万円程度はかかるため、貯金を取り崩す生活を送っていると、通院するのが経済的にかなり厳しいことになってしまう。

「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

日本の福祉は充実していますが、表にはあまり出てきません。
なぜなら国のお金が使われるからです。

3割負担はそれだけで凄いと思いますが、僕の場合3割負担だと毎月3万ぐらいは飛びます。
とても生活できそうにはありません。

こうした場合、うつ病治療のための公的支援があることはあまり知られていない。たとえば障害者自立支援法を使うことで、医療費が三割負担から一割負担に軽減される。

「うつ」だと感じたら他人に甘えなさい

自立支援は僕も利用しています。
1割負担で月額5000円の上限がかかっています。
これのおかげで僕の医療費は交通費含めて月7000円程度に収まっています。

その分、国のお金を使わせてもらっているので、社会に貢献できる道を見つけたいところです。
このブログが発展すればできるのかな。

終わり

今回は僕とも関連が深いうつ病の本を引用させてもらって、自説もちょろっと書かせていただきました。

共感していただけたら感謝です。

この記事があなたのお役に立てることができれば幸いです。
それでは今回はこれにて終わります。

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